インフルエンザと風邪の見分け方

インフルエンザはなるべく早めに治療を開始した方がいい病気です。でもインフルエンザなのか風邪なのか?病院に行く前に迷ってしまうことはありませんか?まずはインフルエンザの特徴をよく知って、なるべく早めに病院に行ったり治療を開始しましょう。治療薬を常備しておくとかなり便利です。

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インフルエンザなのか…風邪なのか…それぞれの特徴とは?

      2016/09/14

冬に流行するのが、風邪とインフルエンザです。

ほぼ同じ時期に流行るため、いったいどちらの病か判断がつかないことがあります。特に接種をした場合は特徴である高熱が出ないこともあるので、安易に風邪薬を飲んでしまうこともあり注意が必要になります。インフルエンザと風邪は、症状の進行具合とウイルスが違います。

風邪は1年を通して感染

風邪の場合は冬に流行り感染しますが、通常1年を通して感染はします。

発熱はあまりなく、くしゃみや咳、喉の痛み、鼻水、鼻づまりがあります。少しずつ症状が重くなっていくのが特徴で、鼻水や鼻づまりといった呼吸器系の部分がいつまでも残ることがあります。また口内炎も出来やすく、のど越しの良い物しか食べられないこともあります。

ウイルスはライノウイルスやコロナウイルス、アデノウイルスなどがあり、季節によって流行するものが違います。市販の薬でも効果はありますが、対処療法となるので日ごろから感染に気を付けている必要があります。

インフルエンザは11月から3月が多い

インフルエンザは11月から3月にかけて流行します。

このウイルスは大変強いのですが潜伏期間は1日から3日と短期です。発症すると40度近い熱が急に出て、関節痛や倦怠感、食欲不振、といった全身の症状が出てきます。3日目ぐらいからは鼻水や咳、くしゃみ、喉の痛みといった呼吸器に関する症状が現れのちに吐き気など消化器の症状が現れます。

合併症を伴うのも大きな特徴で、肺炎や気管支炎、中耳炎、脳症、脳炎になってしまうこともあります。

ウイルスは主にA型とB型があり、A型の方が高熱が出て、関節痛など全身の症状が重くなることが多いです。B型の場合は胃腸の症状が出ることが多く、38度程度の熱と胃の痛み、下痢などを伴います。

大流行するのはA型の方ですが、近年ではB型に感染する人も多くなっています。そのため1年に2回インフルエンザに感染してしまうこともあります。

インフルエンザには市販薬は注意

インフルエンザの場合は安易に市販薬を飲むのは危険です。

ピリン系などの薬は脳症や脳炎を起こす可能性があります。解熱成分として用いてよいのはアセトアミノフェンと呼ばれる成分のものだけなので、注意しましょう。高熱が出た場合は解熱剤を安易に使用せず、医療機関を受診することが大切です。医療機関で迅速検査を行い、本当に感染しているかどの型のものにかかっているかがわかります。

これによりリレンザやタミフルといった薬を処方してもらうことが出来、症状を和らげることが出来ます。