インフルエンザと風邪の見分け方

インフルエンザはなるべく早めに治療を開始した方がいい病気です。でもインフルエンザなのか風邪なのか?病院に行く前に迷ってしまうことはありませんか?まずはインフルエンザの特徴をよく知って、なるべく早めに病院に行ったり治療を開始しましょう。治療薬を常備しておくとかなり便利です。

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インフルエンザはどうして冬だけに流行るのか?

      2016/10/24

冬になると毎日のようにインフルエンザの感染者がどのくらいいるのか、学級閉鎖や学校閉鎖はないかなどの情報が流れます。

寒い季節はインフルエンザが流行るようになりますが、なぜ普通の風邪の様に1年中かからず冬だけ流行るのか気になります。インフルエンザが冬に流行るには、ウイルスが関係しています。

インフルエンザウイルスは乾燥と低い温度を好む

これは、湿度や気温が低い季節を好むことがあげられます。

この気候が最もウイルスが生きやすく条件や環境が整えば、1日から2日程度は空気中をさまようことが出来ます。湿度が低ければ低いほど長くさまようことが出来、逆に温度や湿度が高い夏の時期は空気中に漂うことが出来ません。そのため流行時期になったら部屋の湿度を保ち、外気温と室内温の差があまりないようにするのが大切です。低い温度を好みますが高すぎても体にはあまり良くはありませんので注意しておきましょう。

この他、乾燥する時期は喉や鼻の粘膜も乾燥しており、つばやたんが上手く出なくなることも関係しています。この季節はつばや痰の粒子が細かくなるので、くしゃみをするとウイルスが遠くまで飛び散ってしまいます。1回くしゃみをするだけで、かなり遠くまでウイルスをまき散らすことが出来るので、人ごみに行くときは感染していなくてもマスクを着用するようにしましょう。手洗いを丁寧に行うことも大切です。

部屋の環境も窓を締め切ると空気がこもりがちになり、感染している人が近くにいる場合はウイルスで部屋が蔓延してしまいます。1~2時間に1回程度は換気をし、空気の入れ替えを行うようにします。

免疫力を下げないようにする

冬に免疫力が低下することも原因の1つになっています。

空気が乾燥すると粘膜だけでなく気管支も乾燥し、ウイルスが体内に侵入しやすくなります。喉や気道の粘膜でインフルエンザウイルスは増殖するには、乾燥した状態が一番良いのです。またこの時期は体温が下がることが多く、血液の流れや代謝が悪くなります。そうすると免疫細胞も働きにくくなり、免疫力も低下しウイルスに感染しやすくなってしまいます。免疫力を上げるためにも、体をしっかりと温めるようにしましょう。水分を取る場合は出来るだけ常温から温かい物にすれば体の中から温まります。

日本ではインフルエンザは冬に流行ることが多いですが、亜熱帯地方や熱帯地方でも流行することがあります。ウイルスの種類は100種類を超えており、どのウイルスに感染するかは予測するしかありません。乾燥だけが原因ではないので、日ごろから栄養や睡眠をしっかりと取り、免疫力を下げないようにすることが大切です。

それと同時にうがいと手洗いの習慣をつけ、口や目をむやみにさわらないようにすることも大切です。